年の瀬近づく師走の街路に脇傍を見上げたたずむ幼女

2006年12月10日
さらり幼い黒髪を寒風になびかせ、路傍の出店を見上げてしばし。

年の瀬の近づく12月の日、その午後のひとときにあってこのささやかな通りは、金曜、土曜、そして日曜日と三ヶ日にわたって続く、この町の小さな神社の例祭、通称"恵比須(えびす)大祭"で早くも賑わいを見せている。

小物、食べ物、占い師、雑多な露店の隙をかきわけ道ゆく人々の連れ立つ影を傍に見て、また傍に見やって。幼女は師走の街路に孤影を、時に笑顔を微かに映すのだった。


幼女||福岡県|紀行道中写真館

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