夕の路傍にひとりですわって祭行列を眺める幼女
太古より続く伝統の祭(まつり)―日本最大級の規模を誇る名のあるこの日の祭は壮麗、五月(さつき)のはじめの二日にわたって街のさなかに繰り広げられる、この日はそのほど最終日。
進む演奏を背後に軽やかに踊りバトンを舞わせるマーチング、三味線(しゃみせん)の音を背後にゆるりと練り歩いてゆく舞踊の行列、・・・賑わい奏々。
幼女は歩道の路傍にひとり、賑わいの喧騒を脇にひとり、すわりながらに食すひととき、ゆき交う人影を眺めるひととき。夕刻の街に宵闇の迫るひとときの胸になにを想ひしや。
幼女
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祭
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福岡県
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紀行道中写真館
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