太宰府市水城区老人憩いの家

2006年11月10日
 御笠川(みかさ-)の流れが万葉の古都太宰府市(だざいふ-)を抜けて大野城(おおのじょう)市域に差し掛かるとき、いや、流れの片岸が大野城市域に、もう片岸が太宰府市域に、やがてその両岸が大野城市域に変わろうとする直前の地点、北に流れゆくその流れの東岸の一角。そこは、太宰府市域の北端にあたる場所に広がる水城(みずき)という街区の一丁目である。

 太宰府市、水城区、老人憩いの家。社会福祉の一環として設置される一般的な『老人憩いの家』の一であろうこの施設のある場所は、ここ太宰府の地にゆかりの人菅原道真(すがわらのみちざね)公が初めて大宰府に上陸した地点と伝わる老松神社(おいまつ-)の、その境内の東脇。左隣には太宰府市消防団の第二分団第二部の小屋。間近を流れる御笠川の対岸は大野城市域であり、施設の手前を走る小道"水城橋通り"から小道として分岐して架かる『水城橋』を渡った先には、下大利団地(しもおおり-)という大規模な公団住宅団地が広がっている。

所在は福岡県太宰府市水城1丁目20番。最寄の鉄道駅は西日本鉄道天神大牟田線下大利駅。わずか南方に浄水場、ほど近く北方に下大利小学校、南東ほど近くには国指定特別史跡の水城跡などがある。


暫定|福岡県太宰府市|紀行道中写真館

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