市住裏に座り込む少女の夕暮

2006年9月28日
そこはJRの駅から程近くの街路、南北に走る線路沿いに並ぶ無機質な灰色をした公営住宅、静まり返った市営住宅の一角。

座り込みうつむくひとつの影。ちいさな袋を脇に置いて、地面に転がるなにかを静かにその手で触るひとりの少女。それは日焼け跡を残した夏の終わりの女子小学生の姿。

風に肌寒さ混じる秋口の日の夕刻に。


少女|福岡県|紀行道中写真館

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