酒屋の裏に三輪車の幼女

2006年10月10日
四車線の大通りに面するその街区画は、民家の密集する住宅街として往来する車の喧騒を傍に存在している。

そんな街の秋口の午後の刻。真っ赤なコートを羽織ったその幼い少女は、原色のカラフルな三輪車に乗って、建物の影を漕ぎ進み回っていた。

建物は酒店。酒屋の娘であろうその幼女は、そのコートのワレメから細い脚を。ペダルに力を込めてただただ、鼻歌混じりにその場をまわるのだった。


幼女||福岡県|紀行道中写真館

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