柚木児童遊園

2006年10月15日
 その読みは『ゆき』か、『ゆぎ』か、それとも『ゆのき』、あるいは『ゆずき』だろうか。

 福岡県(ふくおか-)、春日市(かすが-)。国指定史跡『須玖岡本遺跡(すぐおかもと-)』や市の管理による特別公園奴国の丘歴史公園などを有する須玖(すぐ)・岡本(おかもと)地区の程近く、県都福岡市との境界を程近くに有する小倉(こくら)とされる街区の一角に、この柚木児童遊園は存在している。

 市の管理によるこの公園はそのもの『柚木児童遊園』を正式名とするが、その入口に掲げられた案内板には『柚木池児童遊園』との名が示されている。いずれにしても柚木なる地名は当地にも周囲にも少なくとも今は無い。が、所在地とその周辺はかつて『柚木』または『柚ノ木』という名の小字(こあざ)で表された場所であるという。ここにその名の由来は明らかである。

 面積およそ1,107uの細長いその敷地は住宅街のさなかにあって金網に囲まれ、その内には滑り台やブランコにシーソーといった小規模な遊具が置かれるのみ。その敷地内からは光照寺姿を間近に眺めることができる。

所在は福岡県春日市小倉6-79。県道31号(福岡県道31号福岡筑紫野線)と県道56号(福岡県道56号福岡早良大野城線)とが交差する地点のわずか北西。近場に伯玄社遺跡などがある。


公園|福岡県春日市|紀行道中写真館

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