筒井橋

2006年11月10日
 福岡県(ふくおか-)の太宰府市(だざいふ-)、大野城市(おおのじょう-)、および県都福岡市(ふくおか-)をその流域として北向きに流れる二級河川たる御笠川水系御笠川(みかさ-)。その流れが大野城市域を通過するとき、同市筒井(つつい)街区5丁目の一角と同市御笠川(みかさがわ)街区2丁目の一角とを結び、同水系の二級河川たる牛頸川(うしくび-)との合流地点のわずか南方に架かる橋梁がこの橋、筒井橋(つつい-)である。

 平成11年(1999年)3月の竣工。名の由来は西岸の街区名(筒井)であろう。この街区名は、この街区の二丁目、ちょうど橋から西にしばしの地点にある、江戸時代の儒学者・本草学者貝原益軒(かいばらえきけん)の編纂による史書『筑前国続風土記(ちくぜんのくにしょくふどき)』にも記述が現れる、古井戸の遺構に由来している。西岸は主に住宅街、東岸は企業の建物の多き区域。

 ひとつ上流の橋は落合橋。これは南側からの筒井橋の姿である。


|福岡県大野城市|紀行道中写真館

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