いずれにしても、学校指定のバッグを片手に学校指定の黒色のセーラー服を羽織ったそんな、太めの少女、ひとりの女子中学生は、国道の一角の脇の路傍のコンビニエンスストアに自転車を停めて、その中へ。
お菓子を眺めて選んで買ってバッグに入れ込んでしばしたたずんで、また夕刻の帰路に去ってゆく。