奴国の丘歴史公園の『住居跡』

2006年11月15日
 国指定史跡須玖岡本遺跡(すぐおかもと-)の出土物の一部である住居跡は、奴国の丘歴史公園の内の南、覆屋の丘陵下に保存されている。

 昭和54年(1979年)から昭和55年(1980年)にかけての発掘調査において、多数の甕棺(かめかん)、完全な形を保った小銅鐸鋳型(しょうどうたくいがた)、鉄剣などとともに出土。弥生時代の集落と墓地とが対になった遺跡の出土は、大変貴重な意味を持っていた。

 これらをもって、須玖岡本遺跡は昭和61年(1986年)6月に国指定史跡となった。


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