山門を過ぎてそのままゆくと、この本堂にゆきあたる。 『浄土真宗本願寺派 慶傳寺』... 正確な開山年代が詳らかでない慶傳寺であるが、この本堂については、寛延元年(1748年)の10月16日に改築工事が始まり、翌2年8月16日に上棟式が行われ、その翌3年4月13日から19日にかけて落慶大法会が行われたとの記録が遺されているという。その後、文政11年(1828年)の台風による損壊にともなう改修、昭和の初期の大改修を経る。現在の本堂は昭和46年(1971年)の10月1日に起工、翌47年の9月30日に落慶したもので、内には納骨堂も併設されているという。 右手には庫裡、後ろ左手には和道会館がある。 |