年賀の祭に桃の幼女、顔を寝かせてまた空を。

2007年1月3日
 詣での波は溜まりとなり果て、連なる詣での民を留める。

 桃の幼女の瞳はしばしを空(くう)の彼方にとらわれていた。

 この日の参詣、この年始の日の初詣(はつもうで)はまた幼き彼女に、つぼみの更なる生育の色と、花のきざしを与えたりしか。


年賀の祭と桃の幼女|紀行道中写真館

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