福岡県(ふくおか-)の太宰府市(だざいふ-)、大野城市(おおのじょう-)、および県都福岡市(ふくおか-)をその流域として北向きに流れる二級河川たる御笠川水系御笠川(みかさ-)。その流れが大野城市域を通過するとき、同市瓦田(かわらだ)街区4丁目の一角と同市御笠川(みかさがわ)街区3丁目の一角とを結ぶ橋梁がこの橋、古川橋(ふるかわ-)である。 　歩道のみのこの橋は、平成3年(1991年)11月の完成。名の由来は不明。いずれの岸の地名でもない。周辺の古い小字の名であろうか。西岸は大部分が住宅地、東岸は工場の多い区域となっている。 　ひとつ上流の橋は白鳥橋。ひとつ下流の橋は落合橋。これは北側からの古川橋の姿である。