山田観音堂

2006年8月9日
 鳥居をくぐったすぐの場所にある木造の堂。すなわち、『十一面観世音菩薩(じゅういちめんかんぜおんぼさつ)』と『地蔵菩薩(じぞうぼさつ)』とを合祀する観音堂(かんのんどう)である。

 安置される2体の仏像のうち、十一面観世音菩薩のほうの台座には『御笠郡中二十四番札所』と、地蔵菩薩のほうの台座には『奉寄進 文政十亥年七月吉日』と刻まれている。文政10年、すなわち西暦1827年。

 ともに別の場所にあったのが、明治の神仏分離令にしたがって、日切地蔵堂の置かれていた現在地に移されたものと伝えられている。


山田観音地蔵堂|紀行道中写真館

Copyright (C) 2006-2007 Ψ, all rights reserved.
Powered by w.nsview.net/