福岡県(ふくおか-)のほど中央部にあってわずかな市域を有して在る春日市(かすが-)。市域内の西部の一画に湛えられた歴史ある大堤白水大池(しろうず-)の周囲には、新旧様々な住宅で成される街区が四方に広がっており、そのうちの一方、大池の西側に広がりあるのが白水池(しろうずいけ)なる街区である。 1丁目から3丁目までの区域で成されるこの白水池街区は、ゆるやかな丘陵地上にあって、真新しさの見られる住宅がその大部分にわたって密に並ぶという、いわゆる新興住宅街といえる様相にある。さて、この『白水池コミュニティセンター』なる施設は、そのような街区の北西端の区域である2丁目の一角に存在している。 運営は市。小規模な施設ながら常駐職員も配置されているようである。敷地の脇には小さな児童遊園が置かれ、その裏手には『ヒシャテガ浦』との名を持つ溜池が湛えられ、敷地の崖下はこのヒシャテガ浦池のちょうど北東端の部分と接している。 所在は福岡県春日市白水池2丁目48。北西近場に春日市立天神山小学校、同市立白水小学校、ウトグチ瓦窯跡およびその展示施設などがある。 |