福岡県春日市の『上の地蔵』

福岡県春日市の『上の地蔵』、その正面象  地は九州(きゅうしゅう)、福岡(ふくおか)、春日(かすが)。その市域の西方に鎮座する春日神社の正面を通る"春の社通り"をわずかに南下し、県道31号すなわち福岡県道31号福岡筑紫野線の"春日神社入口"と名付けられた交差点のわずか南の地点の一角、金口池公園(かなぐちいけ-)なる公園のちょうど入口の奥に鳥居とともに小さな堂がたたずんでいる。

 通称『上(かみ)の地蔵』。四国徳島の立江寺(たつえじ、四国霊場八十八箇所の第十九番札所として知られる高野山真言宗の寺院)に由来する"立江(たつえ)の地蔵"を祀るものとされ、立江の地蔵、船門(ふなかど)の地蔵などとも呼ばれるものという。

 鳥居の奥の堂の内には小さな石祠と一体の地蔵が安置されており、堂の左手にはこの堂の古い所在などを示すものとされる一柱の石碑が置かれている。

 ほど近くにある下の地蔵とともに参り人の絶えぬ地蔵であるという。

福岡県春日市の『上の地蔵』、その鳥居 福岡県春日市の『上の地蔵』、その堂の脇の石碑 福岡県春日市の『上の地蔵』、その全貌
鳥居 石碑 正面像

所在は福岡県春日市春日6丁目110番。近場に三郎天神などがある。

古跡|福岡県春日市|紀行道中写真館

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