鳥居の場に同じく、 慶傳寺の裏手を通る小道の一方の突き当たりになる地点。鳥居の手前右、『慶伝寺北門』―すなわち慶傳寺の北門の近くに置かれた石造物。 ―『猿田彦大神』... この猿田彦(さるたひこ)について、史家赤司岩雄は、その著書『大野城市巡杖記』のなかで、次のように説明している。『ここ宝満神社の境内には文化八歳(1811)10月15日に建立された碑高140cmの「猿田彦大神」があり、4丁目6番のお地蔵さまの境内には、建立年不明、碑高130cmの「猿田彦」があるが、この碑は4丁目5番20号の下筒井区との境の三ツ角にあったものを、道路改良工事のため近年ここのお地蔵さまの地に移したものである。』... 『4丁目6番のお地蔵さま』とはすなわち山田地蔵堂のことで、確かにそこにも『猿田彦』がある。 |